「親がガラケーからスマホに変えたら、使い方がわからなくて何度も何度も質問してくる」
「スマホが欲しいと言うから買い与えたけれど、ガラケーとの違いに混乱して、これまで使えていた機能も使えなくなってしまった」
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よく、NIMASOの事務所で聞きます。皆さんは本当に、親の質問に悩みを抱えているらしいです。そのため、NIMASOの公式サイトでは、NIMASOスペシャル――高齢者のスマホマニュアル企画は、始まりました。1月17日に、第一回、スマホの選び方を伝えました。
今日、第二回――スマホの初期設定。
スマホになじみがない親世帯は、初期設定が難しいことです。この時は我々の出番です。でも、初期設定に迷っている方はいらっしゃいますよね。NIMASOは、自社スタッフの話を整理して、下記にまとめています。
なによりも、文字サイズは最優先!!
年齢を重ねると老眼が進み、小さな文字を読むことに苦痛を感じる人も少なくないため、まず、親子は一緒に「文字サイズの設定」を見つけるところからスタートしましょう。これだけでもスマホを使うストレスが激減します。
Wi-Fiの設定を忘れないように
Wi-Fiを設定しないと、まったくデータ通信量の節約になっていなかったというケースもあるんです。Wi-Fiに関しては、スマホやルーターの設定だけでなく、部屋のどこでも問題なく使えることを確認しておきましょう。Wi-Fi環境がない場合は、導入からお手伝いしましょう。
指紋認証や顔認証の設定にも助けます
スマホを紛失してしまったとき、他人に情報を見られないためにも、自動ロックは設定しておくのがおすすめです。ただし自動ロックを設定すると、使用するたびにパスワードを入力する必要があります。念のため、そのパスワードも一緒に覚えてください。
指紋認証や顔認証は、指で触れたり画面をのぞき込んだりするだけでロックが解除できるとても便利な機能。認証がうまくいかなかった場合のみ、暗証番号の入力が求められます。
アプリの自動更新の設定
アプリの自動更新(自動アップデート)機能は「オン」でOKですが、自動更新のタイミングは「Wi-Fi接続時のみ」に設定しておきましょう。
Androidでは「設定」→「全般」→「アプリの自動更新」から「Wi-Fi接続時のみ」を選ぶだけなので比較的わかりやすいですが、iOS、iPhoneの場合は自動ダウンロードにモバイルデータ通信を使うかどうかの選択なので、うっかりオンにしてしまう人もいるようなのでご注意ください。
位置情報共有機能は必要に応じて設定
紛失したスマホを探す「Androidデバイスマネージャー」や「iPhoneを探す」を使うと、いざというときに親の居場所を調べることができます。離れ離れに生活している親子に、この設定を進めます。
初期設定が終えた、ガラスフィルムとケースをつけて、スマホを親に渡しましょう。ガラスフィルムなら、動画、写真に興味がある親に、光沢ガラスフィルムを、低反射のアンチグレアガラスフィルムは目に優しいとともに、タッチ感も抜群なので、指でタッチするのが慣れていない親に、最適かもしれません。
ケースは結構、好き嫌いがあります。でも、クリアケースはきっと間違いがありません。ケースの中に家族写真を挟んで、スマホのカラーを楽しみながら、オリジナルケースもアレンジできます。