保護フィルムには、商品によって厚みや硬度、機能性に違いがあります。
本日は、ガラスフィルムの「アンチグレア機能」についてご紹介いたします。
アンチグレアとは非光沢で、ノングレアとも呼ばれています。
ノングレアとは、CRTディスプレイや液晶ディスプレイの表面に外光が反射して画面が見にくくなることを防止する処理のことである。(Weblio 辞書より)
(画像は樹脂合成ができる分散加工メーカー 株式会社トクシキより引用)
アンチグレアフィルムの製造方法はいくつかありますが、通常は以下の2つに分けられます。
・アンチグレア効果のある無機材料をフィルムに添加することでフィルム自体が一定の光拡散性能を持ち、アンチグレアの役割を果たす。
・エンボス加工。エンボスローラーを使用して、フィルム表面に凹凸を形成する事で、光散乱を引き起こし、アンチグレアの役割を果たす。
これらの製造は簡単ですが、フィルムのアンチグレア性能を制御することが難しいとされています。また、エンボス加工されたフィルムの表面のハードコーティング処理も難しく、熱によって元に戻ってしまうという欠点があります。
アンチグレアフィルムのメリットは指紋が残りにくく、残った場合でも目立ちにくいところです。触り心地が良く、引っかかりのないスムーズな操作が可能です。汗をかいて滑りが悪いというストレスが軽減されるかもしれません。
また、映り込みを低減し、反射しにくいため、室外でも端末の画面が見やすくなるというメリットもあります。
一方で、光沢仕様と比較すると、やはり、鮮やかさは落ちるというデメリットがあります。多少薄く白っぽい感じになり、画質にこだわらない方であれば、数日すれば慣れる程度ですが、気になる方には光沢仕様のガラスフィルムをお勧めいたします。
また、時間の経過とともに、微かな摩耗が生じますので、定期的にフィルムを交換いただく必要がある事もデメリットです。
表面に手触り感がざらざらしているアンチグレアフィルムもありますので、ご注文の際には注意してご選択ください。
NIMASOアンチグレア保護フィルムは、独自の高耐久撥油コーティングが施されたことで、指紋が非常に残りにくく、究極のさらさら感を実現しました。低ヘイズ、耐汚染性にも優れています。ディスプレイの表面に太陽光や蛍光灯などの反射を抑えるため、視認性を向上させて画面が見えやすくなり、目の負担も軽減できます。
是非ご検討してみてください。